パッケージ制作のための箱の基礎知識

一概に【箱】と言っても、私たちの身の周りにはいろいろな形状のさまざまな箱があり、 それぞれ用途により使い分けられています。

 

一般的に、中に納める商品の価値を高めることを目的とした箱を総称して【化粧箱】と呼んでいます。

その【化粧箱】は大きく分けて『貼箱』と『組箱』があります。

 

違いは、簡単に言うと[つぶせるか　又は　つぶせないか]ということでしょうか。

つぶせないタイプのものを『貼箱』呼んでいますが、形状は芯材となる厚紙と表面の化粧紙を貼り合わせて仕上げた箱です。

 

装飾性があり丈夫な貼箱は、中身を保護する目的以上に商品を一層引き立てる役割をになっています。

 

中身の商品を取り出した後も再利用できるため、お手元にお持ちの方も多いことと思います。

次に、つぶせるタイプを『組箱』と呼んでいます。

折り曲げたり穴に差し込んだりして組み立てた箱なので、広げると一枚の厚紙になります。

納品時は、左端の木型で抜いた状態です。
必要な時だけ組み立てて使用するため、保管場所に困らないメリットがあります。
木型（サイズにより料金は異なります）を制作しますので、ロットが多いほど単価が下がります。

番外編として、【組箱と貼箱を組み合わせた箱】をご紹介します。

←フタが貼箱、身が組箱になっています。

その他に、梱包したり発送用に使用される『ダンボール箱』や中身が見える『クリアーケース』などがあります。

 

箱の目的は中身の保護だけにとどまらず、中身と一体であり、思わず手に取ってしまいたくなる箱はそれ自体、商品価値があると言えます。

 

《パッケージハウス》では、広い経験と深い知識を持ったスタッフが仕様段階からお客様とのコミュニケーションを密に行い、商品の顔となるパッケージを製作しています。

 

さっそく　オリジナルパッケージをつくりましょう♪